今回は、特別講師に水澤耕一さんをお迎えして
とても有意義なレーシングスクールとなりました。
水澤耕一さんは、福島国体/ケイリン優勝
ツール・ド・北海道/ステージ優勝(2回)
シドニーパラリンピック/タンデム1kmTT優勝(世界新記録)をはじめ
国内外で、トラックレースからステージレースまで
幅広い活躍をされてきました。
また、日本で初めて行なわれたオリンピックサイズの
トライアスロン大会でも優勝し、初代チャンピオンに輝きました。
初めに、コースを歩いてまわりながら
カーブについているカントの意味や
何故、カーブを曲がりきれなくなるのか??
コース上に障害物があったらどうするか??
など
とても具体的に、レースをする上でのポイントを
生徒のみなさんに、1つ1つ解説してくれました。
特に、下り終えて
登りにさしかかる場所では
下りの勢いを利用して逃げを打てるし
その先にある登りS字カーブで
後続からの視認ができなくなるのを利用して
"後続の追走意欲をそぐ"といった
心理作戦についての説明がありました。
休憩をはさんで、2時間目は
ホイールが回転した時に、フロントフォークにかかる力を
自分で体験する実験をしました。
受講生のみなさんから
いっぱい質問もありました。
またイタリアでのレース経験
世界一過酷なツール・ド・フィリピンの経験談
カラダづくりや食事の話など
アスリートにとって
大切なことを
たくさん聞かせてもらいました。
午前中の最後は、ゴール前にある登りで
タイムトライアルをしました。
お昼休みを挟み、午後は
最初に
レーススピードでの周回練習をして
レースに備えました。
さあ、いよいよ
本番のレースが始りました。
ヨーロッパで行なわれている子供のレースのように
前半は
ペーサーがつき
スピードコントロールをして
集団走行をしながら、位置取りを考えたり
ライバルの動きを観察したりする中で走ります。
そして低学年は、ラスト1周から
高学年は、ラスト2周からが
本当の意味でのスタートとなります。
クラスAの、もの凄いゴールスプリントです!
クラスBの優勝シーン!
ゴール前の2位争い!
さあ、いよいよ
いちばん人数の多いクラスCのスタートです。
1周目の通過です。
ゴールを目指してガンバリます。
クラスD 優勝シーン!
第2位のゴール!
最終レースは、中学生男子のクラスEです。
相手の動きを見ながらの走行
感激のゴールです!
2位のゴール!
1人ひとりの努力と栄光を讃える表彰式が行なわれました。